睡眠評価試験

脳波から動物の状態を覚醒・REM睡眠・ Non-REM 睡眠に分類し、評価いたします。
運動量計測を用いた簡易評価も可能です。

試験内容

  • げっ歯類では有線方式、サル類ではテレメトリー方式(DSI社)による無拘束条件下で、脳波・筋電図・眼電図・体温などを測定します。
  • 睡眠ポリグラフから動物の睡眠覚醒状態を判定し、各種パラメーターを算出します。
  • 簡易的な評価方法として、 運動量計を用いて覚醒時間と相関する運動量を計測することで、検体が覚醒におよぼす効果を確認します。

使用動物

マウス、ラット、コモンマーモセット、カニクイザル、アカゲザル

睡眠覚醒状態判定

脳波から動物の状態を覚醒、REM 睡眠、Non-REM 睡眠に判定します
サル類の Non-REM 睡眠は Stage 1 ~ Stage 4 または Light Sleep (Stage 1 + 2)、Deep Sleep (Stage 3 + 4) に細分化する詳細解析が可能です。


解析項目

  • 睡眠覚醒総量
  • 周波数解析
  • 睡眠エピソード解析
  • 睡眠潜時        など


モデル動物

  • 外因性概日リズム睡眠障害モデル
  • 不眠モデル

参考データ

  • 正常ラットにおける Triazolam の効果

正常ラットにおける Triazolam の効果

  • 正常カニクイザルにおける Modafinil の効果

正常カニクイザルにおける Modafinil の効果

運動量計測による簡易評価

  • 脳波での評価よりも低コストでの試験が可能です。検体のスクリーニングや開発初期などにご活用ください。

運動量計測による覚醒量の簡易評価

睡眠ポリグラフ解析による覚醒時間と三軸加速度センサーによる運動量計測装置で測定した運動量の相関 (ラット)
覚醒時間と相関する運動量を計測することで、検体が覚醒におよぼす効果を簡易的に評価することができます。

運動量からみた Suvorexant の効果 (ラット)

運動量からみた Suvorexant の効果 (ラット)
1時間毎の総運動量を示した。投与は暗期直前 (20:30 - 21:00) に実施した。
(暗期 21:00 - 9:00)

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